びわこ競艇場は高配当が出やすい!的中させるための予想のコツを徹底的に紹介!

びわこ競艇場といえば、成績の残せていないモーターでも中間整備のおかげで、急に調子などが変わることも有名な競艇場です。

また、標高が高い事が影響してモーターが本来のパワーが出せない事も少なくありません。

そのおかげで高配当がでやすくなっています!

この記事では、高配当を狙っていくためにも、びわこ競艇場の特徴を掴み予想に使えるコツを紹介していきたいと思います。

びわこ競艇場の特徴

特徴(びわこ競艇場の予想のコツ)
日本最大の淡水湖である琵琶湖の南西部にあるレース場です。

びわこ競艇場では、競争水面は湖の水を使用しており、水質は淡水となっています。

海抜は85メートルあるので全国の競艇場と比べても、高い位置にあることが関係し、気圧が低くモーターのパワーが下がってしまう傾向にあります。

春先になると、冬に降った雪が溶けて、雪解け水となり入り込んできて水位が上昇したり、沖からの風が吹き込んできたり、観光船のミシガンがそばを通ることによって水面がうねることもあります。

シード番組編成の影響でイン逃げの勝率は50%を超えています。

しかし、過去には「全国屈指のイン受難水面」と言われていて、全国的に見てもインが弱い傾向にあるのがボートレースびわこの大きな特徴です。

標高の高さは影響があるの?

標高の高さの影響(びわこ競艇場の予想のコツ)
びわこ競艇場の位置する標高は85メートルと、かなり高い位置にあります。

これは、桐生競艇場に次いで、全国の競艇場の中でも2番めの高さとなっています。

標高が高くなってくると、気圧が低くなり出足関係に影響してきます。

なぜかというと、モーターの燃焼効率が下がってしまう事でモーターの回転の上がりが悪くなってしまうためと言われています。

出足が悪い場合には、助走距離が短いインコースが不利になることがあるので覚えておいてください。

びわこ水面図

水面図(びわこ競艇場の予想のコツ)
次にびわこ競艇場の水面図を確認していきましょう。

水面図を確認するとピットがスタンド側にあり、2マークまでの距離が70mと短くなっています。

この為、比較的枠なり進入が多い傾向があります。

次に、1マーク側を見てみると、センターポールからの振りが13mと若干大きい作りになっています。

この振りにより1マークが狭くなっており、インは斜めに走る形で距離が長くなるので不利になる傾向となっています。

逆に、センターやアウト勢は距離が短くなるため、有利になります。

同じ近畿地区のインが強い住之江競艇場や尼崎競艇場と1マークの振りを比較すると、住之江が6m、尼崎は無しとなっています。

コース幅なども影響するので1マークの振りだけでは判断できませんが、びわこのインが弱い要因の一つといえるでしょう。

また、ホームストレッチは外側が伸びやすく、バックでは内側が伸びる位置があると言われており、1マークの狭さと合わせて「まくり」や「差し」も決まりやすい傾向となっていて多彩な決まり手の面白い展開のレースが見れる競艇場となっています。

琵琶湖特有のうねりがある!

うねり(びわこ競艇場の予想のコツ)
びわこ競艇場では琵琶湖特有のうねりによって、ターンが流れたり暴れたりすることがあって、インコースが弱く、波乱が増えてしまう原因となっています。

このうねりが発生する主な原因は2つあります。

1つめは、水位の高い時期に風が吹いている場合です。

びわこの水位は、年間を通じて1メートル程度と大きく変わります。

雪解け水が流入してくる3月~6月頃になると水位が高くなります。

この水位が高い状態で沖からの風が吹くとうねりが強く出ます。

2つめは、観光船の通過による影響です。

琵琶湖にはクルーズ船が競艇場の周りを航行しています。

そのクルーズ船の波が1マーク側から入ってくることがあり、うねりを発生させています。

びわこ競艇場には競争水面を囲う消波装置はありますが、1マーク側が開いているようです。

クルーズ船は冬場になると本数が減ってくるので、水位の低下とともにうねりの影響が少なくなってきます。

また、うねりが無いと言っても、水位が高くなると水面が不安定になって乗りづらくとも言われています。

春から夏にかけては波乱な決着をする事が多い傾向にあります。

うねりの有無を完全に理解するのは、とても難しい事だと思いますが、この時期は特に荒れやすいことは覚えておいてください。

風による影響を解説!

びわこ競艇場では、風によってレース結果が大きく変わってきます。

その風によって変わる、予想のコツをまとめたの是非参考にしてください。

無風の時

風が無く、無風のときには競艇のセオリー通り、インコースの勝率が上がっており、センター勢の勝率が低下しています。

風速が2メートル以内の場合でもインコースの勝率はわずかですが、上昇する稽古にあります。

向かい風の時

向かい風が吹くと、3コース~5コースの勝率が上がります。

また、この数値は風速が強くなるに連れて比例してこの傾向が大きくなってきます。

向かい風の競艇のセオリーとしては、「インの加速が足りなくなるので不利」とも言われていますが、びわこ競艇場では強い向かい風が吹くと、インコースの勝率が上がる期間も見受けられます。

標高の高さから出足が悪くなり、助走距離が少ないびわこのインコースですが、強い向かい風だからこそ早めの起こしから全速でスタートを決めることで、ダッシュ勢に対抗できる加速がついているのかもしれませんね。

追い風の時

追い風が吹くとインコースが流れてしまい、2コースの「差し」が決まりやすくなり、2コースの1着率が上がってきます。

また、他の競艇場では風速が強くなるにつれてこの傾向が大きくなってきますが、びわこ競艇場では5メートルを超える追い風になってくると、4コースの成績が良くなり、2コースの1着率が下がってきてしまいます。

びわこのモーターは中間整備に要注意!

中間整備(びわこ競艇場の予想のコツ)
びわこ競艇場といえば、モーターの中間整備が有名です。

中間整備について公式サイトに詳しい説明があったので引用します。

モーターに関してはやはり中間整備は外せないファクターだ。

中間整備とは非開催日に整備士が行う本体整備のことだが、これによってパワーが劇的に上昇するモーターが多い。

全国的にもびわこの中間整備は効果が非常に大きいことで有名だ。 これまで低調機だったものが、エース級のモーターに変貌したケースが何度も見られるほど。

開催初日の出走表に整備状況が記載されているものの、その後はモーターの2連対率だけで相場を判断するのはほぼ不可能だ。

他場ではモーターの更新時期が近づくと「2連対率通りにパワー相場は固まっている」となるが、びわこではその概念は通用しない。

びわこは毎年6月がモーターの更新時期。しかし春を迎える頃には中間整備によって数字以上のパワーを秘めた好モーターが多数存在し、 2連対率は関係なしのパワー相場になっているのが例年のパターン。

スポーツ紙などで情報をチェックするのは必須だといえるだろう。

中間整備が入ってしまうと、モーターの性能が数字に現れなくなってしまうので、予想が難しくなってしまいます。

成績の悪かったモーターも整備されるので、性能が他のモーターとも均一化されることもあります。

びわこ競艇場公式ホームページの「出走表PDF」の裏面に記載されています。

しかし、この内容で判断することは非常に難しいので、公式ホームページの出走表などに併せて掲載されている記者の予想コメントなどを参考にしたほうが良いでしょう。

びわこ競艇場の季節による変化

季節に寄る変化(びわこ競艇場の予想のコツ)
びわこ競艇場は湖を利用しているので波が立ちにくいように見えますが、季節ごとに水位や独特のうねり等変化が大きいです。

又、風の影響による変化もありますので覚えておいたほうが良いと思います。

ここではその季節ごとの変化を細かく説明していきます。

春のびわこ競艇場

春のびわこ競艇場の特徴は、雪解け水が琵琶湖に入り込む季節で、水位が上がったところに沖からの春風が吹き込む季節です。

穏やかな琵琶湖の水面が一変して、突然にうねりが発生して選手たちを苦しめる水面に変わります。

そのうねりのせいでスタートも難しくなり、ターンでもボートがうねりで跳ねてしまい、バタバタと暴れるので、まくりで攻めても1マークで流れてしまうようになり、結果的に展開を突いた「差し」が非常に有効な戦術になります。

データで見ても1号艇の1着率の次に2号艇と4号艇が強くなるのは、差しが有効な水面だと証明しています。

この時期は1号艇は有利なのはもちろん、2号艇や4号艇にも注目したほうが良いかもしれませんね。

夏のびわこ競艇場

夏のびわこ競艇場の特徴は、6月に新しいモーターに切り替わり、水面は梅雨の時期を除けば水位が徐々に下がってくる季節になります。

但し、吹き込む風は沖からの横風か斜めからの追い風になります。

それに加えて新モーターの調整に難儀し、回転の上がりが悪いことからイン逃げが決まらない展開が多くなりがちです。

モーターの交換時期が夏なので厳しいですね、また比較的涼しい気候なのですがそれでも夏の為、モーターは熱ダレを起こして冷却が追い付かず、結果的に回転数が上がりにくいことも原因でしょう。

風が吹かなければ「まくり」も決まりますが、夏休みのシーズンには観光船が競艇場のすぐ近くを航行します。

その結果1マーク付近にはその観光船が起こす独特のうねりが入ってくる事があります。

午前から夕方までは観光船が近くを通るので、スタートがうまくいかない時もあるので要注意ですね。

この時期は高配当の狙い目だと思います。

秋のびわこ競艇場

秋のびわこ競艇場の特徴は、台風が来ている時期を除けば、水面はとても穏やかになることが多いです。

又、気温が下がりモーターのパワーもグッと上がってくるでしょう。

6月に入れ替わった新モーターも、勝率が悪かった調子のよくないモーターが整備士の中間整備によって、いきなり強力なモーターへと変貌することもあります。

モーター勝率よりも選手のコメントを参考にしたり、シリーズに入ってからの動きに注目して、出足が良かったり、乗りやすいコメントを出しているなら好成績を残す可能性が高いのでチェックしましょう。

この時期はセオリー等に捉われず、調子のよさそうな選手を軸にすると良いと思います。

冬のびわこ競艇場

冬のびわこ競艇場の冬の特徴は、比叡おろしと呼ばれる季節風についてはスタンドが遮ってくれるのですが、渇水期の為、琵琶湖の水位も平均して50cm近く下がります。

その結果、波も立たず非常に安定していると言えるでしょう。

観光船の運行本数も冬場は激減するので、うねりに悩むことも無く、イン逃げやセンターからのまくりで全速力のスピード戦が繰り広げられる季節です。

とても白熱していて見ていてとても面白いですよ。

走りやすい水面になる分、スタート展示で動きが良いようなスピード重視の若手が活躍することも多く、モーター性能も大きいのでスリットでバラつくレースは波乱が起きやすいので展開予想も楽しくなります。

この時期は予想がしにくいと思いますが高配当を狙うと結構的中するかもしれません。

びわこ競艇場の予想のコツのまとめ

まとめ(びわこ競艇場の予想のコツ)

今回はびわこ競艇場の予想で明日からでも使えるコツを紹介させて頂きました。

今回紹介したコツをまとめると

・春から夏にかけては荒れる展開が多く、差しが有利になる
・観光船の影響や沖からの風の影響で水面にうねりが出ることもある
・秋は中間整備を挟むのでモーターの勝率よりも機力が出ているかチェックする
・冬場になるとイン逃げやセンターによるまくりが有効な決まり手となってくる

などが挙げられるのではないでしょうか。

是非この記事の内容を理解して、予想の参考に活用していってくださいね!