全国でも屈指の難水面、鳴門競艇場!!
この競艇場で予想するのは非常に難しいです!
ぜひともこの記事を参考にして、予想のコツや傾向などを掴んでいってください!!
鳴門競艇場ってどんなとこ?
鳴門競艇場は徳島県鳴門市にあるボートレース場です。
名前の通り徳島の名物なるとから来ていますね。
SG級の全国規模の名選手を多数抱える格式高い競艇場なのですが、その割には、施設の規模が小さく、改修前はSGの開催は1度だけあったそうです。
改修後にはSGオーシャンカップ競走が開催されたのでこれからはSGレースもガンガン開催されていきそうですね。
ちなみに、スタンドの対岸側にある大型モニターは住之江競艇場の次に大きいそうです。
レース実況は桃井雄也さんや、小林習之さんが中心に担当し、たまに藤本悠暉さんや橋本理佳さん、平山信一さんや鈴木佳文さんと実況者が豊富ですね。
2010年3月10日より、大型吸気サイレンサー付き減音型のモーターが採用されています。
2014年に南海地震の津波対策として防御柵の設置工事を行う為、長らく開催されていなかったのですが、2016年4月28日に新スタンド完成とともに開催を再開しました。
ちなみに場内は撮影禁止だったのですが2018年に解禁されましたのでこれからはバンバンレースの記憶をスマホや一眼レフなどで残していってください。
但し、スリットライン10m前後付近は撮影禁止なので注意してください。
マスコットキャラクターは鯛の「なるちゃん」といいリアルなものとデフォルメしたかわいらしいものの2種類があります。
鳴門競艇場の特徴は?
鳴門競艇場は海に面している為、競走水面は海で水質は海水です。
競走水面の幅は第1ターンマークのホーム側が45m、バック側が63mで、比較的狭い競艇場となっております。
全国でも有名な鳴門海峡にあるので潮の流れが速く、水面にうねりが出て乗りにくいコースのようです。
「イン逃げが決まりやすい」」という意見がある一方で、「イン逃げがなかなか決まらず、まくりを狙えばコース不問で勝負できる」との声もあり、どちらが有利なのか安定しないコースのようです。
又、立地の問題で天候の影響を受けやすく、レースの開催を打ち切ることもよくあるようです。
狙い目のレースに賭けるより、午前中や天候が安定しているうちに賭ける方が楽しめますね。
鳴門競艇場の予想のコツ!
ここでは鳴門競艇場のレースを予想するときのコツをご紹介していきます。
レース水面の形状を確認すると、スタートラインから1マークへ向けて内側へ狭くなっており、自ずと隣の艇との間隔が狭くなってしまい差しが狙いにくく、インコースがすごく難しい水面です。
そのためにインが決まりにくい競艇場と言われています。
セオリーではインコースを走る艇が有利なのですが、この競艇場ではインコースは不利になるようですね。
この競艇場で重要なのはスタート後の伸びになります。
そのため最高速重視のセッティングをした艇が有利になるでしょう。
年間の勝率や決まり手を確認すると、枠に限らずスタートダッシュで差をつけた艇がまくって勝つというシンプルなスタイルが決まった選手が1着になっているようです。
この競艇場はいかにスタートダッシュが重要なのかがよくわかりますね。
1マークの振りは4mなのでイン有利に働くはずですが、水面が狭いのでコース不問で狙えるということですね。
全国の競艇場で見ても「まくり」が平均以上で決まっているのがわかります。
進入については2マーク側ではピットから83mと短く、枠なり進入率は高めになります。
又、リニューアルしてからは風の影響を受けるようになり、さらに難しいコースとなったようです。
以下に、リニューアルされた後の選手の感想を引用いたします。
「2マーク側に遮るものがなくなって、旋回時に横風を感じるようになりました。旋回の立ち上がりのときに風をはらんでしまうと体勢を崩すこともあるので風が強い日は要注意です。」
風の影響を受けやすくなったということは、波とぶつかって更に高波になる可能性もあります。
よって鳴門競艇場はすごく荒れやすい競艇場だと思います。
万舟券狙いの競艇ファンの方には狙い目の競艇場と言えるでしょう。
有利な艇は意外と6号艇が来る事が多いのでアウトコースが有利だと思います。
その理由としてはバックストレッチの内側にすごく伸びる位置があって、選手間では「鳴門の花道」と言われています。
この「鳴門の花道」が狙いやすいのがアウトコースというわけですね。
勝ち筋としては、1マーク旋回後にアウトコースから一気にインを差した選手がバックストレッチで伸びて1着になるケースや、4、6コース差しの選手が舟券に絡んでくる展開がよく見られます。
このレース展開が多いのでアウトコースが有利と覚えておくと案外高配当の舟券を狙えるわけですね。
大体の競艇ファンはコースのことを予想として取り入れないので、イン側が有利とセオリー通りに賭けてしまうので、損をすることがよくあるみたいですね。
是非とも鳴門競艇場はアウトコースが有利と覚えておきましょう。
鳴門競艇場の季節ごとのコツ
ここでは鳴門競艇場について季節ごとにわけて予想のコツをご紹介していこうと思います。
競艇は良くも悪くも天候に影響されやすい競技です。
鳴門競艇場に至っては波の影響や風の影響をモロに受けるのでなおさら季節ごとのクセや傾向を知っておくと良いと思います。
これだけでも的中率はグッと上がると思います。
春の鳴門競艇場のコツ
春の鳴門競艇場はモーターの交換時期なので整備が苦手な選手たちはモーターの調整がうまくいかず、思うように走れないことが多いです。
この時期はベテラン選手が有力だと思います。
ベテラン選手であればモーターの整備に慣れておりますのいち早くクセや特徴を掴み、自分の走り方に合わせたモーターをくみ上げれますね。
又、春の後期は抽選で決まったモーターを整備しない選手もいます。
その理由は、前に走った選手がバッチリな調整を施している場合が多いからです。
特に、前回抽選で決まったモーターが地元の選手がくみ上げた場合に多いですね。
そのことからもモーターを組みなおしていない選手についても注目したほうが良いと思います。
このことから、春はアウトが有利という鳴門競艇場独自のセオリーよりも経験のある選手を選んだほうが良いと思います。
夏の鳴門競艇場のコツ
夏はモーターの調整が終わり、その特徴やクセを掴んだ選手が多くなるので勝負に出ることが多いですね。
この時期こそアウトが有利になるでしょう。
比較的天候も安定していますので強風が吹くことも少なく、波もそこまで高くならないことが多いです。
この時期に「鳴門の花道」を見つける選手は多いと思います。
よってアウトコースの選手を選ぶのがベストだと思います。
秋の鳴門競艇場のコツ
秋の鳴門競艇場も比較的穏やかですが潮の流れが速くなってきて、水面が荒れることが多いですね。
この時期から走りにくい水面になってきます、そのことから前に出て内側をとれた艇の波で外側の波はさらに大きくなり、艇が跳ねてコーナーを上手くさばくのが難しい季節になります。
よって展示航走などでインを積極的に攻める選手が有力だと思います。
アウトコースが有利なのは変わりませんが、選手の調子などで決めると良いと思います。
冬の鳴門競艇場のコツ
冬の鳴門競艇場は海が大きく荒れて、風も強いので非常に難しいコースになることが多いです。
雨が降りにくいので天候の影響は受けにくいのですが、波の影響は最悪といえるでしょう。
この時期は無理をする選手が少なくなりますので内枠にいる選手の勝率が上がります。
ですが勝負に出る選手もいますので油断はできませんね。
この時期は非常に予想が難しいと思います。
アウトコースが有利なのですが2号艇の勝率がぐっと高くなるので注意したほうが良いと思います。
鳴門競艇場はインに有力選手がくる傾向があります!
鳴門競艇場の出走表について年間で見てみると、A級の選手が1号艇になることが多いです。
これはインが不利だからだと思います。
又、番組マンがレースを面白くしようと選手の実力を考えてバランスよく配置しているからだと思います。
いくらアウトコースが有利といってもそこは流石にA級の選手です、A級の選手が1号艇にいた場合の1号艇の勝率がグンと上がっています。
このことにも注意して置いた方が良いと思います。
尚、番組の1日の傾向としてA級の選手が内枠に入るのはレース後半の10レースから12レースが多いので、万舟券を狙う時はレース序盤から中盤を狙ったほうが的中しやすくなると思います。
鳴門競艇場の予想のコツのまとめ
今回は鳴門競艇場の予想についてのコツや傾向をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
鳴門競艇場は非常に難しいコースでアウトコースが有利とは言っても荒れやすく、稼ぎにくい競艇場です。
私がご紹介しているコツ以外にも色々と情報を集め、少しでも不安をなくしたほうが良いと思います。
最後にここまでご紹介してきたコツを簡単にまとめます。
■鳴門競艇場は一般的にはアウトコースが有利
■スタートダッシュで前に躍り出た選手がそのまま逃げ切ることが多い
■天候や波の影響を受けやすい競艇場
■ベテラン選手ほど鳴門競艇場をうまくさばける
■高配当を狙うなら序盤から中盤のレース
上記の予想のコツを使い、皆さんの参考になれば幸いです。