住之江競艇場のすぐ近く!尼崎競艇場をご紹介します!!
尼崎競艇場は住之江競艇場に匹敵するほど堅く、稼ぎやすい競艇場だというのはご存知でしたか?
今回はその尼崎競艇場の予想するコツや、押さえておくべきポイントなどを解説していこうと思います!!
尼崎競艇場ってどんなとこ?
尼崎競艇場は兵庫県尼崎市にあるボートレース場です。
水面北側に観客スタンドがあり、南側には阪神電車の高架が通っています。
尼崎センタープール前駅から正面入口を通ると、正面に新スタンドが見えるますので迷うことはまずないでしょう。
ちなみに、尼崎センタープール前駅の「尼崎センタープール」とは、尼崎競艇場のことであり、別に「尼崎センタープール」と言う施設があるわけではありません。
1マーク側にはエキサイティングルームがあり、スタンドからピットの様子を見ることのできる唯一の競艇場になっています。
かつては、この一帯は湿地帯であり、夏季は蚊が大量発生していたそうです。
そこで、競艇場を立てることで興行収入と土地の改善の両方で利点があったようですね。
かつては立地条件の良さもあって、全国でも有数の売り上げを誇る競艇場だったのですが、最近では各競艇場でナイターレースを行うようになったため、収入がぐっと減ったそうです。
比較的後期まで標準型モーターが使用されていたのですが、現在は大型吸気サイレンサー付きの減音型モーターを採用しています。
締め切り前のBGMはシューベルトの「野ばら」と採用していて、分を追うごとに曲のテンポも速くなっていき、ブザーが鳴ると本場締め切りとなります。
舟券購入者にはわかりやすくて良いですね。
尚、尼崎競艇場には駐車場がなく、周辺の駐車場も1200円なので車で行くことはオススメいたしません。
尼崎競艇場の特徴は?
もともと湿地帯であった場所を土地改良を行うために作られたプールであるため、水質は淡水で、波もありません。
癖が少ない競艇場と言われ、広いコースはカマシを得意とする選手に好まれているそうです。
都市部にあるため周辺に建物があるにはあるのですが、尼崎競艇場よりは大きくないのでビル風等も吹き込んで来ません。
よって一年を通して風の影響は少ない競艇場になっています。
尼崎競艇場のコツ
競艇はインコースが有利というセオリーがあるのですが、尼崎競艇場も例にもれず、インが非常に有利です。
その為、尼崎競艇場の1号艇の勝率は全国でも6位と上位にありますね。
ちなみに、2号艇の17.3%も全競艇場の中では上位の数値です。
アウトコースの勝率も見てみると、5号艇・6号艇の勝率はたったの1.9%なので中々勝てないようです。
尚、5号艇の勝率に関しては、全競艇場の中で最下位に入る数値を叩き出しています。
セオリー通りインコースが有利でアウトコースは不利な競艇場のようですね。
ではなぜ、尼崎競艇の1号艇はここまで勝率が安定しているのかを紹介します。
その理由は、コースの形状にありました。
尼崎競艇は2マーク、センターポール、1マークが一直線上に並んでいるので、他の競艇場では斜めに走っていたインコース艇も、尼崎では真っ直ぐ走れる珍しい競艇場です。
ではそれだったら1号艇の勝率はもっとあがるのではないかと考える方もいると思います。
1号艇が全国で6位になる勝率なのはホームストレッチ側に原因がありました。
尼崎のホームストレッチの幅は日本一の広さを持っていて十分に艇同士の広さを保てるので、インをとった艇が作りだした波の影響を受けにくく、ボートがバウンドしにくい為外側に膨らんだ艇でも十分に勝機があるわけですね。
尚、4号艇の勝率は全国でも1位になるそうです。
理由としては先ほど述べましたホームストレッチが十分に広いから外から十分に加速して2マークで差せるからだと思います。
どうやらアウトコースの中でも4号艇だけは別なようですね。
ちなみに施設の周辺には大きな建物もないので風の影響は受けにくく、プールであるため自然に波は立ちません。
そのことも4号艇が勝ちやすくなる要因だと思います。
もちろんイン側にも有利な環境となっているので油断はできないと思います。
尼崎競艇場は天気の変化や季節の変化にも強く、1年を通して勝率の変化は小さいようです。
この競艇場では1号艇と4号艇に着目して予想を組み立ててみると的中率が上がるかもしれませんね。
季節ごとのコツ
尼崎競艇場は1年を通して季節による勝率の変化は小さいのです。
多少はありますので季節ごとの解説をしていこうと思います。
春の尼崎競艇場のコツ
春の尼崎競艇場はモーター交換の時期になりますので選手たちはそのモーターのクセや特性を掴めず、思うように走れない傾向があります。
よっていち早くモーターのクセや特性を掴んだ選手が有利になりますね。
その場合、近隣の所属であれば他の地方の所属の選手よりは乗る回数も増えるのでそこで差がつくことがあります。
なので1号艇が有利なのは変わらないと思いますが、近隣の所属選手を選ぶと勝率が上がるかもしれません。
夏の尼崎競艇場のコツ
夏は尼崎競艇場は厚く、都市部なので気温がとても高いです、そのためモーターがダレて調子悪くなることが多いですね。
尼崎競艇場で一番荒れるレースが多いのはこの時期でしょう。
この時期は選手の腕が左右される時期だと思います。
高配当の舟券を狙うならこの時期が良いと思います。
この時期は4号艇も勝率が上がってきますので狙い目だと思います。
秋の尼崎競艇場のコツ
秋の尼崎競艇場は非常に安定しています。
そもそも波が無く、風の影響も受けにくい競艇場なのでこの時期は安定志向で望むのが良いと思います。
台風の季節でもあるのですが、尼崎周辺は台風が通りにくい為、開催されることは多いです。
その時はさすがに風の影響を受けますので注意しましょう。
夏も終わり気温が下がってくるのでモーターの熱ダレを考える必要がないので調整もうまくいくことが多いみたいです。
この時期はクラスや成績、セオリー通りに攻めるよいと思います。
冬の尼崎競艇場のコツ
冬の尼崎競艇場も比較的安定しています。
台風も終わり、風の影響が少ないので水面は非常に安定していると思います。
狙い目はやはり1号艇でしょう。
ですが年末から年始にかけては尼崎競艇場はとても熱気に包まれています。
その理由としては、兵庫支部の有力男子選手は年末最後の「日本財団会長杯争奪歳忘れ今年もありがとう競走」を斡旋され、地元選手達で競い合うからですね。
新年初日には選手紹介も行われ、正月ムードと相まって華やかになることが好評となり、以来恒例となっているそうです。
選手たちのヤル気も多く、もしかしたら奇跡のような大荒れをするかもしれませんね。
珍事件がありました!
尼崎競艇場のレースの中には全艇フライングをしたレースがありました。
そのレースは2003年9月4日の一般競走優勝戦で起きたそうです。
競艇のルール上は配当とかは無く、全舟券が同額で払い戻しとなったので競艇利用者に被害とかは無いのですがとてもユニークですね、こんなことが起こるような珍事はもうないのではないでしょうか。
尼崎競艇場のグルメ!!
ついでと言っては何ですが尼崎競艇場のグルメについてもご紹介いたします。
全国にある競艇場には名物グルメがあるのをご存知でしょうか。
競艇ファンの中にはグルメ巡りの為に全国の競艇場に足を運ぶ方もいるそうです。
尼崎競艇場のグルメは「多幸焼」です!
「たこやき」と読むのですが皆さんの想像通りのものが串に刺さって販売されています。
ですが中身はたこではなくこんにゃくになっていますのでそのままのものではないですね。
恐らく競艇で買って多くの幸せと掴むということなのでしょう。
縁起がいいものですね、皆さんも足を運んだ時は是非食べてみてください。
尚、6個入りは100円、12個入りは200円ととてもリーズナブルです。
他にも天ぷら等、おいしいものがたくさんあります。
生ビールも400円とお安く提供されていますので、旅行とかでふらっと尼崎に行った際はこちらで競艇を楽しみながら飲むのも良いと思います。
尼崎競艇場の予想のコツのまとめ
今回は尼崎競艇場の予想についてコツをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
簡単にまとめると
■1年を通して波や風の影響を受けにくい
■競艇場の作りからインが有利だが4号艇も比較的有利
■モーターの交換時期が4月なので地元選手が有利
■万舟券は夏が狙い目
等々ですね。
全国を通して1号艇の勝率は6位に位置するので、比較的予想をしやすい競艇場だと思います。
その予想を確信に変えるためにしっかりとその競艇場のクセや特徴を理解し、少しでも的中率を上げて競艇を楽しみましょう。
荒れにくいと言われている競艇場にも何かしらの変化はありますので、この記事でその変化を見極め、競艇予想に役立てていただけるとありがたいです。