宮島と聞いて思い浮かべるのは日本三大神社の厳島神社ではないでしょうか?
その厳島神社の対岸には宮島競艇場があります!
ぜひとも観光旅行のついでに遊んでみてください!!
宮島競艇場ってどんなとこ?
宮島競艇場は広島県廿日市市にあります。
宮島といったら厳島神社で有名ですね。
しかし宮島競艇場は厳島にあるわけではなく、対岸の本州側にあります。
旅行などで行く場合も厳島を目指せばいいので迷うともなく、わかりやすいと思います。
厳島にわたるフェリー乗り場(宮島口桟橋)のすぐ隣にあり、旅打ちをする場合には、宮島観光とセットにすることができる。
天気のいい日は宮島競艇場からも世界遺産にも指定されている厳島神社のトレードマーク、大鳥居などが望めます。
施設は近年改装されて、比較的新しい競艇場です。
競艇雑誌についてくるクーポンを利用すると、先着順ではあり数に限りがありますが2マーク側のB指定席を利用することができます。
指定席には各席1つのモニターが設置されて競艇を生で観戦しながら選手のアップ画面などや着順が確認できて便利ですね。
又、中央スタンド5階にはA(ロイヤル)指定席が34席あり、こちらはソフトドリンクが無料です。
こちらにもモニターは設置されているのでご安心ください。
又、場内で販売されている予想紙の無料配布もあります。
マスコットキャラクターはサルの「モン太くん」でとてもかわいらしいですね。
宮島は猿で有名ですからそこから来ているのでしょうね。
アクセスはJR山陽本線、宮島口駅から徒歩3分です。
若しくは広島電鉄宮島線、宮島ボートレース場駅からも徒歩3分です。
車で来場する場合は広島岩国道路大野ICから10分ですが(時間帯により国道2号は渋滞が酷いので、宮島競艇場は、電車・バスでの来場を推奨しています。
宮島競艇場の特徴は?
競走水面は海で、水質は海水です。
児島競艇場・徳山競艇場・下関競艇場・丸亀競艇場と同じように、瀬戸内海の海水を利用したコースです。
宮島競艇場の予想のコツ!
1マークをスタンド側に大きく振ってあり、センターから攻めに出やすいレイアウトです。
しかし、2018年のインの1着率は24場中5位と上位です。
又、宮島競艇場は「スタートの難所」とも呼ばれており、スタートが非常にむずかしいです。
宮島では慎重になってスリットが横並びに揃いやすく、結果インが有利になることも大きな理由だと思います。
イン以外のコースの1着率は低いのですが、スリットの均衡が崩れた場合はレイアウトの利がある「まくり」比率が高く、平均より上位の結果となる場合もあります。
又、宮島競艇場は斜めにピットが配置されていて、どの枠番からでも2マークまでの距離がそれほど変わりません。
比較的進入が変わりやすいので、選手の前付け傾向やピット離れはしっかりチェックしておきたいですね。
ここまではコースレイアウトについてご紹介しましたが、次は潮と風についても考慮してみましょう。
瀬戸内海というだけあって、潮の干満の差が大きいです。
干潮時は静かな水面なのですが満潮時はうねりが出るのでボートを操作しづらくなる傾向にあります。
又、満潮時はイン有利、干潮時はアウト有利となる傾向がある点も注目したほうが良いと思います。
宮島競艇場の潮位差は最大で3mと大きいです。
この水位の変化が「スタートの難所」として知られる宮島の要因の一つです。
水位は意外と重要で、競艇選手はスタートの時にアクセルを握りこむタイミングを目の前にあるものを目印にするので水位が変わってしまうと、目印の見え方や景色が変わるので、スタート勘を掴むのが難しいようですね。
それを加味すると、宮島競艇場はいかに走り慣れているかが重要になると思います。
そのため新人選手よりもベテラン選手や地元選手が有力でしょう。
2マーク側からは海水が出入りする影響で追い潮や向かい潮の流れも発生します。
そのため時間帯によって変わるので臨機応変に対応しなければなりません。
このこともスタートを難しくする原因のようですね。
宮島では潮の情報はとても重要なので特に注意しましょう。
次は満潮と干潮のときの傾向を説明していきます。
満潮時の傾向
潮が満ちてくると水面が高くなりうねりも出てくるためとても乗りづらくなります。
波のせいで艇が跳ねてしまって全速ターンが難しくなって「まくり」が決まりにくく、スピードを落としたターンが多くなるインコースや差しが有利になる傾向です。
また、水位が高いほど風の影響も大きくなります。
「まくり」を狙った艇が流れたり、2マークでの逆転も増える傾向があるので、水位が高い時間帯は周回展示でターンをチェックしておきたいですね。
そして、満潮に向かうときは2マークから1マークに流れる「追い潮」となり、追い風と合わさった時は非常にインコースが有利になります。
満潮時はインコースが圧倒的に有利なので賭けるといたら1号艇を軸にすると良いと思います。
干潮時の傾向
干潮時はとても乗りやすい水面となりますので、パワーやスピード勝負にでる選手がおおいです。
1マーク側が大きく振ってあるので「まくり」が決まりやすくなります。
また、干潮に向かう時は2マークに流れる「引き潮」となってインコース側の加速普段よりつきにくいのでまくって勝つことも多いです。
そのため干潮時はアウトコース側が有利となるでしょう。
満潮と干潮は1日に2回ずつ入れ代わるので注意しておきましょう。
風にも影響されます!
宮島競艇場は瀬戸内海に面している為、常に風が吹いていることが多いです。
その為に風にも影響されやすい競艇場でしょう。
レース前半とレース後半で風向きや風速が変わりやすく、これも選手のスタートが難しい原因となっているようです。
特に向かい風の時は上手く加速できないのでインコース側の勝率は低下する傾向があるようですね。
風速5m以上の向かい風の時はインコース側の勝率が顕著に下がりますので高配当の狙い目だと思います。
追い風の時はセオリー通り、インコース側が安定した勝率となっていますの。
この時は安定志向でインコース側を軸にしたほうが良いと思います。
宮島競艇場の季節ごとのコツ
瀬戸内海に面している競艇場のすべてに言えることなのですが、宮島競艇場は良くも悪くも波や風の影響を受けやすい競艇場です。
そのため季節ごとにも勝率が変化する傾向がありますので覚えておいた方が良いと思います。
ここでは季節ごとの傾向を紹介していこうと思います。
春の宮島競艇場のコツ
春の宮島競艇場は潮位差が大きくなる季節で、出足にパワーがあるモーターを手にした選手が勝つ傾向にあります。
ここではベテラン選手や地元の有力選手に注目したほうが良いと思います。
優秀な選手でも宮島競艇場に慣れていなければうまくさばけず、結果的に勝利を逃してしまうこともあります。
又、インコース側の勝率はとても高いので1号艇を主軸に考えたほうが良いと思います。。
夏の宮島競艇場のコツ
夏の宮島競艇場は気温が上がりだす日中には向かい風が吹き始めます。
よってダッシュスタートのアウトコース側がスタートで差をつける展開が多いですね。
この時期はアウトコース側にいる選手に注目したほうがよさそうです。
勝率も4号艇が高くなっています。
よって狙い目は4号艇だと思います。
秋の宮島競艇場のコツ
秋の宮島競艇場9月にモーター更新があります、その結果モーターの調整に苦戦することになりますので荒れる傾向にあります。
又、潮位差も大きい時期なのでベテランでも苦戦するでしょう。
この時期は選手のコメントなどでモーターの調子などを確認して、自信のある選手を主軸にしたほうが良いと思います。
風にだけ注目すると、追い風になる日も増えてきますのでインコース側が有利になってきます。
出足の仕上がりを展示などで確認したほうが良いと思います。
冬の宮島競艇場のコツ
冬の宮島競艇場は波も高く、風も前半と後半で変化しますので荒れるレースが多いですね。
レース前半は追い風になることが多く、インコース側が有利ですがレース後半は向かい風になることが多く、今度はアウトコース側が有利になると思います。
この時期も選手のコメントを確認して自信のある選手に注目したほうが良いでしょう。
展示周回等も確認すると良いと思います。
この時期に関しては有利不利が変化します。
宮島競艇場の主要レース!
宮島競艇場について興味を持った方もいると思います。
せっかく楽しむなら大きなレースで楽しみたい方もいると思いますので下記主要なレースを紹介いたします。
周年記念(GI)として「宮島チャンピオンカップ」が行なわれています。
企業杯(GIII)の協賛企業は固定されていないので様々な毎年企業毎に開催しているようです。
新鋭リーグ戦の名称は「厳島昇龍決戦」で女子リーグ戦の名称は「ジャパンネット銀行プリンセスカップ」
正月には「日刊スポーツ栄光楯広島ダービー」が開催され、ゴールデンウィークには「サンケイスポーツ若葉賞競走」が開催されます。
尚、お盆には「スポーツニッポン杯」が行なわれています。
毎年2月ごろに一般競走ではありますが、一種のお祭りとして「ファン謝恩岩田杯競走」が行われます。
こちらのレースはSG常連の選手の参戦が多い名物レースとなっています。
宮島競艇場の予想のコツのまとめ
今回は宮島競艇場の予想のコツについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
宮島競艇場は波や風の影響で有利不利が変化する珍しい競艇ですね。
最後に宮島競艇場の予想のコツを簡単にご紹介します。
■宮島競艇場はスタートの難所、地元選手が有利
■満潮時はインコース、干潮時はアウトコースが有利
■向かい風が吹いているときはアウトコースが有利
■高配当の狙い目は夏
などを頭に入れて予想のコツとして参考にしてください。