徳山にも競艇場があるのをご存知でしょうか。
瀬戸内海に面している競艇場の1つ、徳山競艇場を今回はご紹介します。
その徳山競艇場の特徴や、予想のコツをつかんで、少しでも的中率を上げることが出来れば、何れは万舟券も夢ではないのかもしれません!!
徳山競艇場ってどんなとこ?
徳山競艇場は山口県周南市にあります。
周南市の南部である粭島への入口にあるボートレース場になっております。
瀬戸内海に面し、笠戸湾の奥深くに位置しています。
設備としては、対岸の大型映像装置がないので珍しい競艇場ですね。
これは江戸川競艇場と徳山競艇場の2つの競艇場のみで、江戸川競艇場にはスタンド席の横に中型のモニターがあるのですが徳山競艇場に至ってはモニターはありません。
艇の様子を近くで見たい方にはちょっと不親切ですね。
イベントなどのメインで使われるのは東スタンドになりますので間違えないようにご注意ください。
マスコットはスナメリをモチーフにした「すなっち」でそれにちなんで「すなっちカップ」が行われています。
モチーフにした理由は近海に生息し、競走水面に入り込むことも稀にあるからだそうです。
ちなみにスナメリとはイルカの種類です。
過去には粭島はフグ延縄漁の発祥の地ということでフグをモチーフにしていたそうです。
徳山競艇場の特徴は?
競走水面は海で、水質は海水です。
太華山の麓に位置し向かい風を遮ってくれるようですが、反面海からの追い風の影響を受けやすいので季節によっては荒れることもしばしばあるようです。
瀬戸内海に面している事もあり、波の影響もかなり受けるようですね。
潮位差は大潮の時は最大で3m以上になります。
徳山競艇場のコツ
徳山競艇場はインコースが非常に強いと言われています。
又、それが理由となりアウトコースが来たときは高配当にもなりやすいでしょう。
そしてインコースが非常に強い割には「稼げない競艇場」と競艇ファンの間では言われています。
その理由は舟券が極端に偏ってしまうからでしょう。
安定したガチガチの人気に賭けても配当金は少なく、中々利益を出せませんし、大穴狙いで人気薄に賭けてもろくに的中しない。
そういった競艇場なのでしょう。
ではなぜそんなにインコースが強いのか確認してみましょう。
徳山競艇場はすぐ近くに標高362mの太華山という山があります。
それが防いでくれるので完全な西風がめったに吹きません。
西側から吹く時は山を迂回した南西風が殆どなので、選手がスタート方向を向いた時に風は横風か追い風のどちらかになる場合が殆どです。
よって追い風の場合はスタートする時に助けになりますので加速がよくなります。
それがインコースが有利な原因になるでしょう。
又、瀬戸内海に面していることもあり、潮の満ち引きの影響を大きく受けます。
その結果海に慣れていない選手や経験の浅い選手はうまくスタートを切れないのでインコースの艇に逃げ切られてしまうこともあります。
反面センターに位置する選手は成績に差がないので、そこそこ高配当になるセンター狙いも悪くないと思います。
特に進入固定のイベントレースではセンターが来やすい傾向があるので万舟券を狙うならそのレース賭けてみることをオススメします。
徳山競艇場の季節ごとのコツ
徳山競艇場は海に面していることもあって波や風の影響を受けやすい競艇場です。
季節ごとに波の大きさや風の向きなども変わりますので競艇場の勝率や予想に関わることもあります。
ここでは徳山競艇場の季節ごとの傾向を確認していきましょう。
春の徳山競艇場のコツ
春の徳山競艇場は潮位差が大きく、徳山競艇場に慣れていない選手はうまく走れないことが多いので1号艇にそういった選手が来たときは荒れる可能性があります。
よってセンター狙いをするならこの時期が良いと思います。
又、干潮時はスピード戦が展開される事が多いのですが、基本的にはインコースが強くなります。
干潮時はガチガチのレース展開になることが多いので安定志向で1号艇に賭けておいて手堅く勝っていったほうが良いと思います。
又、この時期はモーター交換の時期でもあります。
まだまだモーターの特性やクセを掴んでいない選手が多く。
これも荒れる要因となっているようです。
夏の徳山競艇場のコツ
夏の徳山競艇場は海からの追い風が吹き込み、夏場の熱ダレによる出力ダウンを補ってくれます。
モーターの調整も終わる頃なので、変に調子の悪い艇も中々でてきません。
この時期のインコースの勝率は非常に高く、高配当を狙わないほうが無難だと思います。
仮に高配当が夏に狙える場合は天候が大きく崩れでもしないと中々起きないと思います。
秋の徳山競艇場のコツ
秋の徳山競艇場は海が荒れ始めるので若干荒れてきます。
又、モーターにも差が出てきてパワー重視の艇がよく出てきます。
その結果、アウトコース側からガンガン攻めてくる艇が増えてきて、勝負に出てくる選手が多いです。
万舟券を狙うならこの時期でしょう。
この時期には意表をついてアウトコース側に賭けてみても大きな一発があるかもしれません。
冬の徳山競艇場のコツ
秋の徳山競艇場は地方的には北西への風向きになり、向かい風が吹く季節なのですが、上記に延べましたように太華山が風を防いでくれます。
この時期は波も大きく、艇が流されてしまうのでうまく操作ができなくなります。
スタートが出遅れてしまう艇やターンマークを曲がる際にに波にはじかれて弾んでしまうのでターン上手く切れないことが多いです。
波に負けないパワーのあるモーターを積んでいる艇であれば波をものともせずに走ることが出来ると思いますので、選手たちのコメントなどで自信のあるコメントをしている選手には注目したほうが良いと思います。
冬の徳山競艇場は出足があるかどうかが勝負の鍵となるでしょう。
徳山競艇場のグルメ!
徳山へ旅行したときに競艇で遊んでいく方も中にはいると思います。
その時、せっかく徳山へ来たんだから美味しいものを食べて帰りたいですよね。
ご安心ください、徳山競艇場にもご当地グルメやその場でしか食べれないグルメをご紹介します。
徳山競艇場では、珍しくレストランがあります。
徳山競艇場のレストランは1マーク側スタンドの3階と2マーク側スタンドの2階にあります。
1マーク側の目玉は豚丼でしょう。
豚肉の生姜焼きをご飯に乗せただけのシンプルなものなのですが、これがすごくおいしいです。
タレが決め手ですね、とにかくご飯と一緒に食べると箸が止まりません。
又、このレストランでは500円でうどんの食べ放題をやっております。
自分でうどんをゆがき、天ぷら、肉、温泉たまご、あげなどがトッピングし放題です。
とてもリーズナブルですね、もちろん食べ放題なのでお替りも自由です。
ガッツリ食べたい方には良いメニューだと思います。
そして徳山グルメはレストランだけではありません。
スタンド裏の広場では、屋台の種類も豊富で沢山あります。
私のオススメはメロンパンですね。
競艇場でメロンパンを売っていること自体が珍しいのですが、ここのメロンパンは小ぶりでチーズ入りやチョコがかかっていたりと色々な味付けがあって飽きません。
ぜひとも徳山競艇場に行った方は食べてみてください。
主要レース
徳山競艇場で遊ぼうと思う方もいるとおもいます、せっかく徳山競艇場で賭けるならメインの大きいレースで賭けたいと思うと思いますので徳山競艇場の主要レースをご紹介します。
周年記念競走(GI)として「徳山クラウン争奪戦」が開催されます。
企業杯(GIII)として「大塚SOYJOYカップ」が行なわれています。
女子リーグ戦は「九州スポーツ杯」が開催され、新鋭リーグ戦は「スポーツニッポン杯」が行われます。
尚SGレースについては長らく開催されていなかったのですが、2018年にはグランドチャンピオンが開催されました。
今後もSGレースが開催されるとおもいますので開催されたときは是非とも遊んでみてください。
尚、その時のレースは地元出身の白井英治選手が優勝しました。
他にも一般戦として正月に「yab山口朝日放送杯争奪戦競走」が開催され、ゴールデンウィークに「トライアングルカップ」、お盆に「黒神杯争奪戦競走」が行なわれています。
又、全国では珍しいモーニングレース「グッドモーニング徳山」を開催しています
モーニングレースの開催は、芦屋競艇場に次いで2箇所目になります。
徳山競艇場の予想のコツのまとめ
今回は徳山競艇場の予想のコツについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
瀬戸内海に面している3つの競艇場はすべて波がキーポイントなのですが、この徳山競艇場は1号艇の勝率が圧倒的に高く、堅実に勝つなら1号艇はまず外せないと思います。
その分稼ぎにくい競艇場と言われています。
ですが逆に考えると高配当を狙えるわけですね。
是非ともコツを覚えて行って、万舟券を狙ってみてはいかがでしょうか。
最後に徳山競艇場の予想のコツを簡単にまとめます。
■インコースが強く、1号艇の勝率は圧倒的に高い
■瀬戸内海に面している為スタートが難しく、地元選手やベテラン選手が有利
■太華山のおかげで向かい風になることが少なく追い風が多い
■1号艇以外の成績はあまり差がない
■秋は万舟券の狙い目